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That's it.

それでおしまい.

LINEのアイコンを犬にしている人たちへ

LINEのアイコンを犬にしている人たちへ。

 

単刀直入に言うと、メッセージを受信する側は少なくともあなたが想像している3倍以上の感覚で「犬と話している」気分になっています。

 

人語を巧みに操る超知的な犬と会話する気分になっているのです。

 

犬は言います。「変動要因はそのファンドに組み込まれている投資対象の中身による」と。

 

犬は人語だけでなく、金融の知識まで兼ね備えているのです。

 

このウォールストリート勤務の犬はどう考えてもワタクシに著名なペットフードブランド「Pedigree」で知られるMARSの株を買えと勧めてくるに違いありません。

 

犬は言います。「ところで、写真を添付するにはどうしたらいいのですか?」と。

 

とはいえ、犬はLINEの機能を十分には使いこなせていないようなのです。

 

人間と犬を分ける基準は言葉を使えるかどうかではありません。

 

二足歩行が人間であり四足歩行が犬です。そしてLINEで写真を送れるのが人間で送れないのが犬です。

 

イカは言います。「ラインに登録しました。このあとどうすればいいですか?」と。

 

よく読んでください。イカなのです。犬ではなくイカからLINEが届いたのです。

 

The future is wild(Dougal Dixon,2003)では脳と身体が異常に発達したイカが人類滅亡後に地球を支配すると書いてありました(違っていたらすみません)。

 

人類滅亡を待つまでもなく、イカは現代のテクノロジーを駆使して人間との意思疎通を試みはじめています。

 

しかし、イカはまだLINEが文字によるコミュニケーションツールであることをよく理解していないようなのです。

 

イカから届いた

 

ラインに登録しました。このあとどうすればいいですか?」

 

というメッセージを読んで、皆さんはこう思われたことでしょう。

 

「え?連絡をとる以外にやることあるの?」と。

 

人間とイカを分ける基準は言葉を使えるかどうかではありません。

 

二足歩行が人間であり八足歩行がイカです。そしてラインのメッセージやり取り機能を理解しているのが人間でイマイチ理解しかねているのがイカです。

 

人語を操る犬のみならず人語を操るイカからもLINEがくる。これが今のワタクシ現状なのです。

 

 

薄々気づいた方もおられと思いますが(薄々ではないかもしれませんが)、これはワタクシの家族のお話です。

 

黎明期からのスマートフォンユーザーであり、銀行マン(銀行ウーマン)である妹のラインのアイコンは実家で飼っていた「クッキー」という犬なのです。

 

そして、ベテランガラケー使いであり50代も半ばを迎えようとする両親が、つい最近スマートフォンに乗り換えたのです。

 

あろうことか母親は満を持してそのLINEアイコンを「クッキー」にしたのです。そしてメッセージは送れるものの、写真を送る方法がよく分かっていないのです。

 

従って、ワタクシの家族うち女性陣二人のアイコンは「クッキー」、つまり「犬」なのです。

 

これで家族の過半数が「犬」になりました。母は犬、妹も犬です。

 

残された人類はワタクシと父のみ。

 

父は「男は黙ってサッポロビール的」な人物で、大黒柱に相応しいふるまいとして、久しくそのアイコンをデフォルトの「人間」にしておりました。

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ところが、ある日突然父親はイカになっていました。

 

「男は黙ってサッポロビール」に倣い、黙って人間からイカに姿を変えておりました。

 

イカに姿を変えてから

 

ラインに登録しました。このあとどうすればいいですか?」

 

という哲学的ともとれるメッセージをぶちかますその姿勢はまさに大黒柱以外の何物でもないでしょう。

 

従って現在ワタクシの家族構成は、

 

イカ(父)、犬(母)、犬(妹)、ワタクシ

 

であり、1魚介類と2匹と1人という人類史上稀にみるカオス的な状況に陥っております。

 

さらに困ったことがあります。当のワタクシのアイコンはもはや生物ですらないのです。

 

ワタクシのアイコンはこれです。

 

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もはや生物ですらなく、敢えて言うならば「メディア」、言い換えれば「コンテンツ」です。

 

つまり、ワタクシの家族構成は、

 

イカ(父)、犬(母)、犬(妹)、コンテンツ(ワタクシ)

 

という括弧書きがなければ何のことやらさっぱりわからない要素から成り立っているコスモロジーということになります。

 

今、ワタクシには「家族でグループラインを作る」という夢があります。

 

そこには人類を理解を超えた世界が広がることでしょう。

 

イカと犬とコンテンツが会話するウルトラカオティックな世界。

 

人類の進化はここに極まるのです。アーメン。